日本のスマホ通信料金と機種代金について、高い理由

[スマートフォン]

皆さんは、スマホの通信料に月々いくらくらい支払っているでしょうか。

統計によるとだいたい6千円〜9千円くらいらしいですが、高すぎると思う方が多いでしょう。

大手キャリアがぼったくってるのでは?みたいなイメージもついてきますが一概にそうは言えないと思っています。高くなっている問題は他にあると思っています。

THE SANKEI NEWSより

 

日本のスマホ料金の内訳は主に3つで構成されています。

①通信・電話料金

②スマホ端末代

③アフターケア・サービス

 

①はなんの問題もありません。純粋に通信料金、電話料金です。諸外国と比べ通信品質は高いはずなので多少その分の料金も高くなっても納得できます。

 

問題は、②と③です。

②ですが、大手キャリアで契約する場合、だいたい最新かそれに近いスマホを選ぶのが当然みたいな風潮になっています。自分の持っている安い端末で契約もできますが、その場合全体の料金が不利になるように設定されていることが多い(月々サポート、毎月割 、月月割がないなど)ので、結局最新スマホを選んで契約している人がほとんどではないでしょうか。

最新スマホは月々サポート金が多いので得では?と思われるかもしれませんがそもそも大手キャリアの通信料金は手厚いサポート金ありきの料金設定だと思っています。月々サポート金が全くつかない場合、だいぶ損です。

そしてそのスマホは市場競争の波にはさらされず自社の設定価格で販売され続けるのも問題です。スマホ端末代金が大手キャリア内でコントロールできる立場にあるわけです。(厳密にはオークションサイトなどで個人売買はされているので市場にも出回ってはいますが)

需要がない端末でもキャリアが端末価格を下げると決断しなければ高いままなのです、問題だと思います。

 

③のアフターケア・サービスという名前はそんな名目の料金が設定されているわけではなく、私が勝手に名付けたのですが、要は購入契約した後のスマホ設定や機種のトラブルをキャリアショップで解決してくれるサービスのことを指します。全国いたるところにキャリアショップは設置されていていつでも気軽に困ったことや悩みも解決できるようになっています。そのショップの人件費建物代など当然かかってくるわけですから、その費用はスマホ料金に反映されてきます。

 

 

日本のスマホ代が高くなっている問題点はスマホ端末代とアフターケアサービス付きのセットの通信料金しか選択肢がないように見せて今まで販売してきたところだと思っています。

料金が安くなるんならスマホの端末は最新で高スペックのじゃなくてもいい、って人は沢山いると思います。でも選択肢や方法が分からない・・キャリアショップに行けば最新のスマホばかりオススメされる・・

「世界で最もスマホにお金をかける国」判明、ダントツで日本でした | BUZZAP!(バザップ!)
国民の大半が高価なスマホを所持している国が明らかになりました。詳細は以下から。 韓国メディアがアメリカの調査会社「Strategy Analytics」のデータを引用した報道によると、スマホ本体の平均販売価格(ASP)において、日本と韓国がツートップに輝いたそうです。 これは国民がどれだけハイエンドスマホ志向なのかを示...

Buzzap!より

 

このような記事も出るのもうなずけます。今まで価格の高い高スペック端末しか選択肢がないように見せて販売してきたんだもの。

 

 

アフターケアサービスも必要ないよって人は結構いるんじゃないでしょうか。

私も昔は大手キャリアで契約していましたがその当時キャリアショップに行ったことは一回もありません・・(契約時、解約時の訪問は別として)

自分で調べて設定や不具合は解決できていたので当時はアフターケアサービス代を一回も使用せず無駄に払っていたことになります。

とはいえ、アフターケアサービス代なんて名目で料金項目には載ってこないですから、当時はなんの疑問も持たなかったわけです。でも実際は料金に含まれていたと・・

 

上記3つ(①通信電話料金②スマホ端末代③アフターケア・サービス)を分離して販売せずセット販売していることが問題だと思っています。

 

手取り足取り説明してくれるキャリアショップにいけばなんでも解決してくれる状態を保ちつつ、スマホ機種も最新の高スペックなものを選ばされている、そしてそれがスマホの料金なんだと思わされてきた消費者がいるわけです。

高品質通信料金、高スペック端末代、高アフターサービス、、まさに3高!

すべてを望む消費者ならセット料金で納得のいく料金帯だと思いますが、全員がそれらのサービスをすべて望んでるわけではないです。

繰り返しますが日本のスマホ代は3高しか選択肢がないように見せて販売してきたことが問題だったのではないか、と。

消費者が各サービスを取捨選択できるようになれば、おのずと平均料金帯も下がるようになるはずです。

 

近年の格安sim,格安スマホの登場、総務省の是正勧告もあって段々と理想的な方向へ進んでいるとは思いますが、まだまだ改善の余地はあります。

格安sim,スマホは先に記述したセット料金を分割している状態なので安いです。

本当はもっと格安simの利用が増えれば話は済む話だとは思うのですが、それを実現するには消費者がもう少しスマホに関して詳しくならなければならいと思ってます。

格安シムは自分である程度の知識がないと困ることが多いですからね・・

とはいえ、一旦設定しまえば後はそこまで悩むことはないので最初だけ頑張って勉強すれば問題ないです。

格安sim利用者がどんどん増えればパイを奪われるのを阻止するため大手キャリアも料金形態を見直しせずにはいられないでしょうから・・ 段々改善はされてきてますけどね。

<追記>2019.1月現在、総務省が分離プランを義務化提言したようですね。ようやくといったところですが果たして本当に分離し料金は下がるのでしょうか。

以上、日本のスマホ料金が高い理由についてお話しました。格安simについてはまた記事にしたいと思っています!

 

コメント