乱立するQRコード&バーコード支払い、興味はあるものの種類が多すぎてよく分からない・・
利用してみたいものの、全て登録するのはさすがに無理・・
私もそう思ったので消費者側の立場で表にして比較してみました。
QRコード決済は消費者にとってお得なのかを検証する
我々消費者で一番気になる部分は
- お金がどれくらい戻ってくるか(ポイント還元率)
- 支払いができるお店の数(利便性)
この2つだと思います。
他の項目(使用時の上限額など、、)も重要なこともありますが、とりあえずこの1,2さえ良ければ私は使いたいと感じています。
1に関してはQRコードでの支払い時のポイント還元率もそうですが、クレジットカードからの支払いに対応しているかも重要となります。
クレジットカードのポイントもゲットして2重取りにすればかなりお得ですよね。
2はいくらポイントがお得と言っても、QRコードが使えるお店が少なければ利用機会がほとんど増えず、頭の中から消えて忘れられてしまいそうですよね。
今回はこの1.2を中心に各社のQRコード決済の比較をしていきたいと思います。
ほんとにざっくりとした比較なので詳細を知りたい方は各社公式HPで見たほうがいいかもしれません。
<各社、実店舗でのQRコード支払い 比較表> [2018.10月時点]
消費者側から見たメリット
還元率と加盟店舗数 |
還元率
(%) |
クレジットカード
支払い |
加盟店舗 | 1回あたりの
利用上限額 |
LINE Pay | 3.5-5 | × | 年内中に
100万店舗 |
なし |
楽天ペイ
(アプリ決済) |
0.5-
1 |
VISA/Master
/楽天カード |
? | 4千円or
2万円 |
PayPay | 0.5 | VISA/Master
/Yahoo!カード |
37社 | 50万円 |
d払い | 0.5 | VISA/Master | 年内中に
10万店舗 |
49999円or
99999円 |
amazon pay | 0 | ◯ | ? | 無限 |
Origami pay | 2 | ◯ | 2万店舗以上 | 100万円 |
pring | 0 | × | ? | 100万円 |
ちなみに各社、いろんな条件や制約によってポイント還元率や1回あたりの上限額に差があることがありますがここではその差は考慮致しません。
理由は複雑すぎるからです。
いろんな条件、制約ごとにポイントアップや利用上限額が増えるとかありますが、個別に見ていくと比較できなくなるからです。
そのため、一番スタンダードな状態での数字になりますことをご了承下さい。
クレジットカードの対応、未対応もざっくりと書いているだけなので詳しくは各公式HPをご覧ください。
LINE Pay
LINE株式会社のQRコード決済です。
ポイント還元率がかなり高いですが、これは期間限定です。2019年7月末までとなります。
それ以降は0.5%〜2%の還元率となります。
クレジットカードが非対応なので今の還元率が高いとしても魅力度はだいぶ落ちてしまいますね。
LINE Pay公式ページの「LINE Payが使えるお店」のコード決済欄の企業数(2018.10月時点)は54社の表示があります。実際の対応店舗の数はわかりませんでした。
利用率が高そうな所はローソン、ファミマくらいですかね・・
楽天ペイ(アプリ決済)
楽天株式会社のQRコード決済です。
基本はVISAとMasterのみですが、JCBでも楽天カードに限り登録できます。
対応店舗数ですが個人店が無数にあって把握できませんでした。。チェーン店よりも個人経営のお店が多い印象。
利用率が高そうな所はローソン、ファミマくらいですかね・・
気になるところは一回あたりの限度額が4000円の場合があることです。レギュラーランクだと4000円が上限みたいなのでちょっと心もとないですね。
PayPay
PayPay株式会社のQRコード決済です。
基本はVISAとMasterのみですが、JCBでもYahoo!カードに限り登録できます。
対応店舗が37社と表記させていただきました(企業ロゴを数えただけです)が、これは公式ページの企業数(2018.10月時点)です。実際の対応店舗の数はわかりませんでした。
ただ、中国のAlipayと連携できるようなので今度の展開は明るそうです。中国からの観光客にも対応できますし。
d払い
NTT DOCOMOのQRコード決済です。
JCBのクレカは対応してないようです。
2018年内中に10万店舗を目指すようです。公式ページの「使えるお店を探す」ページの企業数(2018.10月時点)は33社の表示があります。
Amazon Pay
株式会社AmazonのQRコード決済です。
特徴としてはVISA/Master以外のクレジットカードにも対応しているところでしょうか。
対応店舗はわかりませんでした。まだあまり普及していないのかもしれません。
還元率は0だし、今の所あまりメリットを見い出せません。
Origami Pay
Amazon Payと同様VISA/Master以外のクレジットカードにも対応しています。
ポイント還元という形ではなく常に2%OFFという形式のようです。
割引サービス、クーポンも不定期であるみたいなので有効に使えばお得ですね。
対応店舗は20,000店舗以上のようです。
pring
pring(メタップス小会社)のQRコード決済です。
クレジット未対応、ポイント0、対応店舗も少なそうなのでいいところがありません・・
まとめ
総じて言えるのは・・対応店舗の実数はわからない(日々増えているだろうし)
QRコード決済に対応しているお店は他社のQRにも対応していることがかなり多い。
↑各公式ページを見ていると感じました。
LINE Payが年内本当に100万店舗達成できるのであればだいぶ有利になりそうですが、実際実現できるのでしょうか。。
ローソンとファミマの日本の全店舗に対応しても3万店舗くらいみたいですから相当大変かと思いますが。。
ポイント還元+クレカ対応でのお得度はLINE Pay、楽天ペイ、PayPay、d払い、Origami Payは比較的お得ですね。最低でも合計1.5%の還元はできそうです。
LINE Payが還元率では表の中で1位ですが、LINE Payの還元率は期間限定なので今高いとしても評価はしにくいですね。
次点でOrigami Payが合計3%(Origami Pay2%+クレカ1%として)ほどゲットできるので有利ですが(クーポンも多いみたいだし)、加盟店が少ない。。
加盟店は各社日々増えていると思いますのでもう少し待ってから再度比較したほうが良さそうです。
QRコード決済の現状
QRコード、バーコード決済の消費者側から見たメリットはどんなスマホでも決済が可能という点のみにつきます。
スマホがfelica(おサイフケータイ)に対応している場合、モバイルsuica、楽天edy、nanaco、waonなどの電子マネーが使えます。
そして現状では、QRコード決済より電子マネーの方が処理が早いし(iphoneはあまり変わらないかも)、対応店舗も多いということで、felica対応スマホをお持ちの方はQRコード決済をするメリットがないです。
felica対応スマホをお持ちでない方はQRコード決済はメリットありますね、今までスマホだけで決済はできなかったのですから。
QRコード決済における請求者側(お店側)からのメリットも各社比較してみたいですね、次回まとめたいと思います。
コメント
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